治療の流れ

1.診察 ⇒ 2.検査 ⇒ 3.結果データ解析⇒ 4.再診


当院での治療の前提

 当院では、分子栄養学的アプローチ別に疾患を「疲労系」「免疫系」「精神神経系」の3群に分けています。

 

治療の最初に行うのは、患者さんの病態の主原因がどこにあるのかを見きわめることです。

1.疲労系

 慢性疲労や副腎疲労など、疲労を訴える疾患。細胞のミトコンドリア機能の障害であり、臓器を超えて様々な症状が起きます。

 

■ 疲労系の疾患

  • 慢性疲労症候群
  • 起立性調節障害
  • 鉄欠乏性貧血
  • 甲状腺機能低下症
  • 副腎疲労
  • 線維筋痛症
  • 不妊症 他

⇒ 治療方針は
 「免疫の正常化」

2.免疫系

 リウマチやアトピーなど、通常の治療ではステロイドや免疫抑制剤が用いられる疾患。免疫異常による疾患は完治しづらいことが多く、数年・数十年単位で治療する人も少なくありません。

 

■ 免疫系の疾患

  • アトピー性皮膚炎
  • 関節リウマチ
  • 膠原病
  • セリアック病
  • グルテン運動失調症
  • 掌蹠膿疱症 他

⇒ 治療方針は

 「ミトコンドリアの機能改善」

3.精神神経系

 統合失調症、うつ、発達障害など神経細胞間の神経伝達物質が問題になる疾患。効果的な治療薬がなく、栄養療法での改善例が多く報告されています。

 

■ 精神神経系の疾患

  • うつ病
  • パニック障害
  • 統合失調症
  • 発達障害
  • ADHD
  • アルツハイマー病 他

⇒ 治療方針は

 「神経伝達物質の調整」